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2021年度実施 大学入学共通テスト国語 文字数を分析 数学でも文字数増

2021年1月16日、2021年度(令和3年度)大学入学共通テスト1日目が行われました。

内容理解を問う新傾向の問題や複数テキストでの出題もみられましたが、概ねセンター試験と同程度の文章量・難易度となり読解力が求められました。

しかし、数学では問題のページ数が大幅に増え、理科、社会でも資料・図表の読み取りが多く、読解力や思考力が試されました。

大学入学共通テスト分析2021年 国語

文字数は20,520文字で例年通り

文字数は大問1 評論が約7,110文字、大問2 小説が約7,920文字、大問3 古文が約3,450文字、大問4 漢文が約2040文字でした。合計は20,520とプレテストと同等の文章量でした。
近年のセンター試験2017年25,110文字、2019年23,870文字よりは減少していますが、複数の資料や文章を読み解く問題が出題され難化しています。

原稿用紙52枚分の内容を読み解くためには時間配分が大切

試験では、解く時間や書く時間に約6割が必要と言われています。
日本人の平均読書速度は500〜600文字のため、通常の速さで読んでいては解く時間が足りなくなってしまいます。
また、古文や漢文では2回、3回と文章を読みなおしますよね。そのため、受験では通常の2倍〜3倍の読書速度が必要
となってきます。

数学、理科、社会でも文字数増

地理歴史や現代社会でも文字数は15,000文字前後と多くなっており、500文字/分で読むと時間が足りなくなってしまいます。

大学入学共通テスト2021年文字数

世界史では地図、絵画、写真、史料、グラフ・表などの資料読み取りが増えました。資料の読解と、知識を結びつけて解答を導き出すためには思考力が必要となり、時間がかかる問題となっています。

数学Ⅰ Aでは問題のページ数がセンター試験より7〜8ページ増え、数学Ⅱ Bでも2ページほど増加しました。
データの分析や問題文の分量が多くなり、会話文章から考察する問題なども出題されました。
文字数だけ見ると時間的に余裕があるように見えますが、単純に問題を解くだけではなく、まずは問題の理解をすることにも時間がかかります。さらに見直しも念入りにしたいところ・・・

国語に限らず、ほとんどの教科で問題文が多くなっているので、読むスピードはもちろん必要です。そして、図表の読解や複数の資料を関連付けて考えるためには読解力や思考力が必要です。さらに、組み合わせを選ぶ形式も増えているので知識をベースとした判断力も必要となってきます。

まとめ

すべての教科で速読解力が求められる

●国語の文字数は20,520文字で例年通り
●数学では問題のページ数が大幅増
●複数の資料・図表を関連付けて考える問題が増えた
知識の定着はもちろん必要ですが、ただ暗記するだけでなく、その背景など考えるクセをつけましょう。
思考力や読解力は、普段の読書からも鍛えられます。勉強や部活で忙しい中でも、時間をつくって読書を取り入れましょう。

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