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最近よく聞くSDGsって何のこと?~2021年度の入試対策にも~

最近、メディアや街で見かけることが多くなったキーワード『SDGs(エスディージーズ)』。皆さん、この言葉どういう意味かご存知ですか?SDGsのことを知ると、私たちの暮らしに対する意識が大きく変化するきっかけにもなります。また、SDGsに関する問題が2021年度の入試にも出題される可能性が高いと言われています。今回はSDGsについての紹介や、SDGsの理解を深めることができるおすすめの本についてお話します。

SDGsって、何のこと?

SDGs=Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)

SDGs(エスディージーズ)とは『Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)』を略した言い方で、2015年9月の国連サミットで採択され、国連加盟193か国が2016年から2030年の15年間で達成するために掲げた目標のことです。

SDGsの目標って、具体的にどんな目標?

現代が抱える課題を挙げた「17の目標」

SDGsでは「17の目標」と「169のターゲット(具体目標)」を掲げています。
まずは「17の目標」から見てみましょう。

貧困や飢餓、環境から人権まで、現代の世界が抱えている課題が挙げられています。

目標に合ったアイコンも設定されていて、とても分かりやすいね!

「169のターゲット」は「17の目標」を具体化したもの

次に「169のターゲット(具体的目標)」です。
「17の目標」を具体化したものが「169のターゲット」のことで、「17の目標」のひとつの目標につき、
10個ほどのターゲットが設けられていて、全て合わせて169のターゲットがあるので、
「169のターゲット」と呼ばれています。
参考までに「17の目標」のひとつめ『貧困をなくそう』のターゲットを見てみましょう。

1.1 2030年までに、現在1日1.25ドル未満で生活する人々と定義されている極度の貧困をあらゆる場所で終わらせる。
1.2 2030年までに、各国定義によるあらゆる次元の貧困状態にある、すべての年齢の男性、女性、子どもの割合を半減させる。
1.3 各国において最低限の基準を含む適切な社会保護制度及び対策を実施し、2030年までに貧困層及び脆弱層に対し十分な保護を達成する。
1.4 2030年までに、貧困層及び脆弱層をはじめ、すべての男性及び女性が、基礎的サービスへのアクセス、土地及びその他の形態の財産に対する所有権と管理権限、相続財産、天然資源、適切な新技術、マイクロファイナンスを含む金融サービスに加え、経済的資源についても平等な権利を持つことができるように確保する。
1.5 2030年までに、貧困層や脆弱な状況にある人々の強靱性(レジリエンス)を構築し、気候変動に関連する極端な気象現象やその他の経済、社会、環境的ショックや災害に暴露や脆弱性を軽減する。
1.a あらゆる次元での貧困を終わらせるための計画や政策を実施するべく、後発開発途上国をはじめとする開発途上国に対して適切かつ予測可能な手段を講じるため、開発協力の強化などを通じて、さまざまな供給源からの相当量の資源の動員を確保する。
1.b 貧困撲滅のための行動への投資拡大を支援するため、国、地域及び国際レベルで、貧困層やジェンダーに配慮した開発戦略に基づいた適正な政策的枠組みを構築する。

具体的な内容も漠然とした内容も、どちらも含まれています。
「169のターゲット」をさらに具体的に数値化したものとして「232の指標」というのもあります。

SDGsをわかりやすく説明した、動画も用意されているので、理解を深めるために是非見てみてください。

『17の目標』を具体化したものが『169のターゲット』、それをさらに数値化して具体的に示したものが『232の指標』と考えると理解しやすいね!

参考ページ ユニセフ公式 17目標・ターゲット
      総務省がまとめた「232の指標」

ズバリ、入試には出題されるの?

すでに大学入学共通プレテストや国立大学の問題で出題されています!

SDGsを題材にした問題は、すでに大学入学共通テストのプレテストや国立大学の入試をはじめ、中学・高校さまざまな入試問題で出題されています。
また、出題される科目も限定されておらず、社会系の科目、英語、小論文等といった、幅広い科目で取り上げられています

SDGsに関する理解を深めて、入試に備える

SDGsについて、どんな内容かというのはわかったけど、自分の言葉で説明したり、具体的に理解するのってなかなか難しいなぁ…

SDGsの内容を覚えるというよりも、SDGsの目標として掲げられている問題から、自分自身の生活に置き換えてみたり、自分には何ができるかを考えてみると、より理解が深まります

実際に「あなたならどう行動しますか?」という出題されたSDGs関連の入試問題もあります。

自分の立場で問題を考えて、自分の言葉で答えるということが重要視されているんだね!

SDGsをもっと身近に感じられる、おすすめの本

すべての学年におすすめ

秋山宏次郎 監修
『こどもSDGs なぜSDGsが必要なのかがわかる本』

(カンゼン)
SDGsと世界が直面する解決すべき問題、そして私たちの生活との関連をわかりやすく解説しています。図表や写真も多く、17の目標もわかりやすく書かれていて、SDGsを身近に感じながら学ぶことができる一冊です。
池上 彰 監修
『世界がぐっと近くなる SDGsとボクらをつなぐ本』

(学研プラス)
「SDGsは難しい!」というイメージを払拭するために、目標ごとにキーワードが設定され、そのキーワードから連想できるような構成になっています。また各目標の説明冒頭には、日常生活を描いたマンガでわかりやすく問題提起されていて、SDGsに対して自然と理解できるような構成になっています。

特に中学生、高校生におすすめ

保本 正芳・中西 將之・池田 靖章 著
『自分ごとからはじめよう SDGs探究ワークブック ~旅して学ぶ、サスティナブルな考え方~』

(noa出版)
ワークブック形式でSDGsを実践的に学ぶことができる一冊です。12か国をめぐる「旅」をしながら、SDGsの考え方や本質を学び、自分ごととしてとらえていくという構成になっています。また、自分で調べ、整理し、他者と話し合って自身の考えを表現・発表までを実践的に学ぶことができます。

まとめ

まずは身近なところから「SDGsの目標」の問題点を探してみよう

SDGsの『17の目標』や『169のターゲット』は、私たち自身の生活の中や世界が抱えている問題を解決していくために掲げられています。「なんだか難しいな…」と考える前に、まずはSDGs関連の本を読んでみましょう。
そして目標について理解ができたら、「こんな問題があるんだな」と知った上で、「自分では何ができるのか」を考えてみましょう。家族や身近な人たちと話してみるのも良いですね!
考えたことを意識しながら生活していくだけでも、世界が抱える問題を解決する大きな一歩になりますよ。

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