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「聞く」「話す」「読む」「書く」速さはどのくらい?

学習する上で「聞く」「話す」「読む」「書く」力は基礎的な力となります。もちろん、生活する上でも大切な力です。
『国語が苦手』という人はもちろん、その他の科目に苦手を感じている人でも、実は科目自体ではなく、これらのいずれかの力が伸び悩んでいるのかもしれません。
もちろん単に「聞く」「話す」だけでなく、「考える力」「感じる力」も必要ですが、今回はスピードに着目して、その平均値などを調査しました。
「聞く」「話す」「読む」「書く」速さはどのくらい?

こんな悩みはありませんか?

□長い話を聞いていると途中でわかならくなる
□読み間違いが多くスラスラ読めない
□同じ行を読み返してしまう
□板書をノートに書き写すことに必死

当てはまる場合は、「聞く」「話す」「読む」「書く」ことに苦手意識がありませんか?

「聞く」「話す」「読む」「書く」は連動している?!

「聞く」「話す」「読む」「書く」ことは連動していて、「書く」ことだけが苦手だと思っていても、実は「読む」ことがうまく出来ていない可能性があります。
どれかひとつだけではなく、バランスよくトレーニングすることで基礎的な力の向上が期待できます。
「聞く」「話す」「読む」「書く」は連動している

聞くスピードはどのくらい?

聞くスピードは、普段の話す速度よりも多少速くても聞き取れるでしょう。ただし、知らない言葉があれば内容を理解できていないので、聴き取るためにも語彙(い)力が必要です。
また、長時間の授業を「聞く」ためには「集中力」も必要です。

聞く速度の平均 約800文字/分

「聞く力」について※

1)話の要旨を的確に把握して,その内容を理解できる
2)話し手の気持ちや主張だけでなく,言外の思いや真意を感じ取ることができる
3)場面に応じて最後まで集中して,聞くことができる

話す(音読)スピードはどのくらい?

私たちは日常、1秒間あたり6~7文字を話します。ニュース等の読みながら話す場合は1分間に約300文字、スポーツや競馬の実況ではその瞬間の実況が求められるので700〜800文字ほどの速さになります。

話す(黙読)速度の平均 約360文字〜420文字/分
話す(黙読)速度の平均 約360文字〜420文字/分
ニュースの話す速度 約300文字/分
競馬の実況の速度 約700〜800文字

聞く力の平均が800文字なので、専門知識がない場合、競馬の実況のスピードでは半分くらいしか聴き取ることができないかもしれませんね。

「話す力」について※

1)自分の考えを明確にして,説得力を持って論理的に伝えることができる
2)相手や場面・目的に応じ,伝えるべき内容を分かりやすく話すことができる
3)発声・発音・態度などを相手や場面に応じて,コントロールできる

読む(黙読)スピードはどのくらい?

本などを声に出さずに読む場合、平均500〜600文字と言われています。
映画やドラマの字幕では、台詞1秒に対して4文字(漢字含む)以内が基本とされています。1秒間に240文字ですが、漢字はかなにすると2-3文字の場合もあるので、平均の読むスピードよりゆっくりと読むことを想定されています。たしかに、字幕と一緒に映像も見ないといけないのであまり多いと大変ですよね。

小学生低学年の読む速度の平均 約300文字/分
小学生〜中学生の読む速度の平均 約500文字/分
社会人の読む速度の平均 約600文字

受験や資格試験では多くの文章を読む必要があるため、さらに速いスピードで読む必要があります。

受験に必要な読む速度 約1,200文字/分
難関高校、大学受験に必要な読む速度 約1,500文字/分
社会人の読む速度の平均 約600文字

自分の読書速度は「読書速度ハカルくん」のサイトでかんたんに測る事ができるので、挑戦してみてください。

「読む力」について※

1)論理的・説明的な文章において,的確に論理を読み取ることができる
2)文学的な文章において,気持ちや感情を十分に読み取ることができる
3)古典(古文,漢文)の文章に親しむことができる

書くスピードはどのくらい?

書くスピードは読む速度より格段に遅くなります。速くてもきれいな字が書けるかどうかという問題もありますが、板書の場合は「読む力」と「記憶力」も必要です。
黒板に書いてある文字を「3文字覚えて書く」より、文字をかたまりで読んで「20文字覚えて書く」ほうが格段に速くなりますよね。書くのが遅いと感じている人は、もしかすると「読む力」と「記憶力」も関係しているかもしれません。

聞く速度の平均 約30〜40文字/分
速記※速記文字 約320文字/分

「書く力」について※

1)自分の考えや意見などを正確に伝える論理的な文章を書くことができる
2)伝統的な形式や書式に従った手紙や通信などの文章を書くことができる
3)様々な情報を収集して,それに基づいて明確な文章を書くことができる

※各脳力について
出典:文部科学省 第3 望ましい国語力の具体的な目安

「聞く」「話す」「読む」「書く」の伸ばし方

「聞く」「話す」「読む」「書く」の力は連動して伸びることが期待できます。
例えば、授業で先生の言葉をきちんと「聞き」取る事ができ、教科書や板書を「読む(黙読)」事ができれば、ノート「書く」スピードも速くなり得ます。
これらはある程度は日常生活の中で身につきますが、どれかが遅いと感じる場合はトレーニングが必要です。

日本速脳速読協会の「速読トレーニング」受講生の記録分析調査では、「読む」速度は3ヶ月で約3倍、「読み解く」速度は2年で2倍以上に速くなっていました。
トレーニングでは読むために必要な「脳力トレーニング」もあり、記憶力や処理能力、判断力もトレーニングできるので、「話す」力や「書く」力のアップにも役立ちます。

平均読書速度の記録
脳力トレーニングの結果

まとめ

「聞く」「話す」「読む」「書く」をバランスよく鍛えよう

「聞く」「話す」「読む」「書く」のいずれかを苦手だと感じたら、それ以外の力を伸ばすことで改善されることがあります。国語力につながる4つの力をバランスよくきたえましょう。
聞く速度の平均・・・約800文字/分
話す(音読)速度の平均・・・約360文字〜420文字/分
読む(黙読)速度の平均・・・約600文字/分
書く速度の平均・・・約30〜40文字/分


日本語字幕参照: ウィキベディア
速記スピード参照: 株式会社宮田速記

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