【速読情報館】https://www.sokunousokudoku.net/media

短い夏休みで効率よく読書感想文を仕上げるコツ

今年は、ほぼ全ての小学校や中学校で夏休み期間が短縮される見通しです。期間が短くても「夏休みの宿題」の代名詞である読書感想文は、恐らく書き上げることになるでしょう。そこで今回は、速読をしながら読書感想文を効率よく仕上げるコツをご紹介します。
読書感想文

読書感想文ってなぜ書くの?

書くことが『アウトプット』の練習になる

例えば、本を読んだ後に「おもしろかった!」「ここが良かった」といった感想を誰かと共有したことがある本のほうが、
どんな内容だったか記憶が鮮明だったりしませんか?
読んだり聞くことが「インプット」だとすれば、書いたり伝えたりすることは「アウトプット」です。
「インプット」と「アウトプット」はバランスよく行うことが重要です。
コロンビア大学の研究では「インプット3:アウトプット7」で学習すると一番記憶に残るという結果が発表されています。
つまり読書感想文を書くことで、「本を読んで(インプット)感想を書く(アウトプット)」という一連の流れをバランス良く実行することができます。
また、感想を書くことを前提で本を読むことで、読書への姿勢や意識も変えることができます。

読書感想文を書くことで、本の読み方を意識したり、内容の伝え方を練習したりできるんだね!

読書感想文を書く前に「どんな本を読む」か考えてみよう

本を選ぶコツは「読みやすさ」

まだ本を読んでいない状況で読書感想文を仕上げることは困難です。
本を最後までしっかり読み切ってから、読書感想文に取り組みましょう。
本を最後までしっかり読むことで、読書感想文を書く時に要点や感想を自然と落とし込むことができます。
また、自分が読みやすい本を選ぶことで、よりスムーズに読書感想文を仕上げることができますよ。
速読図書館」でもジャンル別に本をおすすめしています。参考にしてみてくださいね。

読書感想文は4ステップで完成!

文読書感想文は難しくありません!自分にあった本を選び、内容を理解しながら読むことが大切です。
これから紹介する4つのステップで楽しく取り組みましょう。

ステップ1.本を選ぶ

●お勧めの選び方

・興味のあるジャンル
・身近なテーマ(背景)
・難しすぎる本はNG

名作やお勧め図書があったとしても、難しすぎる本を選んでしまうと、要点をまとめるのに必要以上に苦労してしまいます。自分にあった本を見つけましょう。

本を選ぶ

ステップ2.「速読」の読み方をマスターしよう

私たちは「音読」「黙読」「視読」の3つのやり方で文字を読んでいます。

●読み方の違い

・音読…1つひとつの文字を目で追いながら、声に出して文章を読むこと
・黙読…1つひとつの文字を目で追いながら、声に出さず文章を読むこと
・視読…文字を「かたまり」としてとらえ、瞬間的に視野に入れて文章を読むこと

速読の読み方

多くの人は「黙読」で読んでいますが、速読では「視読」で読むことがポイントとなります。難しいように感じますが、たとえば私たちは電車に乗っている際、通り過ぎる看板などを瞬間的にとらえることができます。これも立派な視読です。

視読トレーニングの方法

その1:現在の読書速度を確認する

選んだ本を開き、タイマーで1分間に読める文章量を計測します。

その2:眼筋トレーニング

1.胸の前に両手を出し、親指を立てる。
2.顔を動かさないように注意しながら、左右の親指の爪を交互に見る(30秒)
3.左手を前に、右手を顔の近くに寄せる。前後の親指の爪を交互に見る(30秒)
※眼筋トレーニングは長時間続けると目に負担がかかることがあります(個人差はあります)。違和感があればすぐに中止してください。

その3:固定読みを行う

1.本の中の1行を適当に選び、切りのいいところで2~3つのかたまりに区切って読みましょう。これを7~8分程度行います。
2.文章をいくつかのかたまりにして読むことを「固定読み」といいます。この「固定読み」が視読のトレーニングになります。

「視読トレーニングその3」まで進んだら、「視読トレーニングその1」に戻ってもう一度読書速度を測りましょう。トレーニング前より速くなっているはずです。

トレーニング語のスピード目安と学年を照らし合わせると、1分間に300文字程度は小学校低・中学年、500文字程度は小学校高学年以上の平均読書速度にあたります。よって、無理なく、しかしなるべく速く読める本を選ぶとするなら、このスピード対象学年に応じた図書を選ぶとよいでしょう。

ステップ3.速読の読み方で読み進めながら、時折メモをとる

●メモをとる場面

・印象に残る場面
・なぜ?と疑問が湧いたところなど

メモをとったり付箋を貼っておくと後から自分の感想をまとめるのにとても役立ちます。ただし、あらすじの解説になっていたり、テーマから脱線してしまったり、句読点や接続詞ばかりになっている読書感想文は「あるある失敗例」のひとつです。メモを活用し、最後のステップ「4.読書感想文にまとめてみましょう」へつなげましょう。

メモをとる

ステップ4.読書感想文にまとめてみましょう

「3.速読の読み方で読み進めながら、時折メモをとる」で作成したメモをもとに、まずはおおまかにどういった感想を持ったのか、全体を3つに分けてそれぞれまとめてみましょう。

●まとめ方

・はじめ…本を選んだ理由、簡単なあらすじ
・なか…印象に残った場面、その場面で自分はどのように感じたのかを具体的に
 ・思わず何度も読み返すくらい◯◯のところに驚いた
 ・声を出して笑ってしまうくらい◯◯がおもしろかった
 ・◯年前に同じような経験をしたので共感した…など
・おわり…感想のまとめ、この本を読んで学んだこと、自分に影響を与えたこと

まとめ

内容を理解しながら読み、自分の言葉でまとめよう

読書感想文を書くことを通して、自分自身の読み方や文章内容の理解度も把握することができます。ぜひ前向きに取り組んでみてくださいね。

関連キーワード

関連キーワード